乾球温度と湿球温度について

空調

乾球温度

  • 普通の温度で計る温度です
  • 空気そのものの温度を示します
  •  湿度とは直接の関係はありません

湿球温度

  • 湿った布で覆われた温度計で測る温度です
  • 水が蒸発する際に熱を奪うため、乾球温度よりも低くなります
  • 空気の湿度を測る指標の一つです

湿球温度の原理

湿球温度計は、普通の温度計の先端が湿った布で覆われていて、湿った布から水が蒸発する際に、周囲の空気から熱を奪います。空気が乾燥しているほど、水が蒸発しやすく、多くの熱を奪うため、湿球温度はより低くなります。

湿球温度と乾球温度の関係

  • 湿度が低い場合: 湿球温度は乾球温度から大きく離れます
  • 湿度が高い場合: 湿球温度は乾球温度に近づきます
  • 湿度が100%の場合: 湿球温度と乾球温度は同じになります

まとめ

乾球温度と湿球温度は、どちらも温度を表しますが、測る対象や意味が異なります。乾球温度は空気の温度、湿球温度は空気の湿り具合を示す温度です。

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